こころの旅人
11/23-24 歩き遍路16期 特別参拝
歩き遍路16期で高野山特別参拝に行ってきました。
歩き遍路では高野山参拝の時は自尊院からスタートします。
弘法大師の母公が訪ねてきた時に当時の高野山が女人禁制だったため暮らしていたお寺です。
そこから壇上伽藍まで一町(109m)ごとに町石が建てられている高野山町石道を歩きます。
12時スタートで、日没が早いので山の中で真っ暗になる可能性があるので急ぎ足で歩きます。
歩きやすく整備され、一里でなく一町ごとの町石があり、
高野山に近づくにつれ数字が減っているのは励みになります。
山深いので紅葉もきれいでした。
なんとか目標にしていた17時までには矢立まで歩き終えました。
私は気付きませんでしたが、寝ている間ものすごい暴風雨だったそうです。
2日目の朝は6:30〜朝のお勤めに参列し、88箇所のお砂踏みをさせていただきました。
矢立からはまだ高野山に向け登り坂が続きます。お昼前にようやく赤の大門に到着!
そこからは高野山の街中、平坦な道を歩き金堂、根本大塔、金剛峯寺、
苅萱堂などすごい建物がたくさん並んでいるところを簡単に見たりお参りしながら一の橋まで歩き進みます。
昼食後は奥の院境内案内人の泉本さんと待ち合わせ。
ゆっくり分かりやすく丁寧にガイドブックに載ってないことを教えてくれます。
いよいよ、弘法大師さんがご入定されている奥の院へ。
ここからは脱帽、私語を慎みます。
宮尾先達と共に最後に唱える般若心経。
とても感動して泣きそうになりました。
六年間本当にお疲れ様でした。
今日のお参りによって、本当に歩き遍路をしていて良かったと思われたと思います。
これからも信仰続けて徳をつんでください。